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改正会社法対応 最新 組織再編おすすめ本まとめ

こんにちは、渉外司法書士の草薙智和です。

本年5月会社法が改正されましたが、改正会社法に対応した書籍も出揃ってきました。
今回は、そのうち、合併、会社分割などの組織再編に関するおすすめ本をまとめて紹介します。


1.『組織再編 第2版(新・会社法実務問題シリーズ)』
「新・会社法実務問題シリーズ」は、森・濱田松本法律事務所の会社法専門の弁護士の方々が執筆している会社法に関する全10巻の解説書です。事務所名で発行しているだけあって、いずれの巻も詳細かつ実務に即役立つ内容ですが、その中でも、この「組織再編」は特におすすめです。
合併、会社分割、株式交換、株式移転すべてをカバーしています。
また、会社法のみならず、金融商品取引法、取引所規則、独禁法、労働法、会計、税法などが網羅的に解説されていて、具体的な規定例やスケジュール例が充実しています。
とりあえず、組織再編の解説書を1冊買うなら、この本がおすすめです。

2.『合併ハンドブック 第3版』
改正会社法に対応して第3版に改訂。合併に特化して、詳細に解説されています。その分、上記1の「組織再編」より、独禁法、労働法、会計・税務に関する記述が厚めです。簡易合併と会計の解説が非常にわかりやすく、合併差損の判定やのれん等の株主資本以外の会計処理の概要がすっきり理解できます。
ハンドブックの組織再編シリーズは、長島・大野・常松法律事務所の企業再編や買収を取り扱う弁護士の方たちが執筆、編集され、内容、信頼性ともに抜群です。

3.『会社分割ハンドブック 第2版』
改正会社法に対応して第2版に改訂。会社分割に特化して、詳細に解説されています。特に、「契約関係の承継」、「債務の承継・遮断とその限界」、「会社分割と事業譲渡の対比」などが非常に参考になります。

4.『株式交換・株式移転ハンドブック』
合併、会社分割に続き、ハンドブックシリーズの組織再編第3弾。これまで、ハンドブックシリーズには、「株式交換・株式移転」を単独のテーマにしてものはありませんでしたが、平成26年の会社法改正・平成27年の会社法施行規則の改正を機に発行されました。類書が少ないので、実務では、大変参考になります。

5.『事業譲渡・譲受けの法務 第2版』
森・濱田松本法律事務所の会社法専門の弁護士の方々が執筆しています。
組織再編の中でも、契約次第で様々なアレンジが可能な事業譲渡について詳細に解説されています。法規制に始まり、他の組織再編手法との比較や実行手続、裁判例の紹介、契約書の記載例など、幅広くテーマをカバーされています。
この第2版では、平成26年会社法改正に対応し、子会社株式の譲渡や詐害的事業譲渡などの記載を追加されています。
事業譲渡については、類書が少ないので、実務では、大変参考になります。

6.『商業登記全書第7巻 組織再編の手続(第2版)』

組織再編に関する登記手続のバイブルが9年ぶりに改訂。平成26年会社法改正、平成28年10月商業登記規則改正に対応。多くの書式例や実務上のノウハウが大変参考になります。


今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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