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合同会社のモデル定款

こんにちは、渉外司法書士の草薙智和です。

合同会社を活用しようとする場合、定款の作り込みが非常に重要になってきますが、これまでは、実務上参考となるひな型はほとんどありませんでしたが、ついに、本格的なモデル定款の解説書が発行されました。

『合同会社のモデル定款―利用目的別8類型―』

本書は、合同会社の利用場面ごとに8種類のモデル定款を提示し、逐条ごとに規定の内容と関連する法律論点を詳細に解説しています。
8種類のモデルは、以下のとおりです。
 第1類型「家族企業(全員業務執行)型」
 第2類型「家族企業(業務執行社員選任)型」
 第3類型「一人社員(自然人)型」
 第4類型「一人社員(法人社員)型」
 第5類型「一人社員(証券化)型」
 第6類型「合弁会社型」
 第7類型「ベンチャー企業型」
 第8類型「プロフェッショナル(専門職業人)型」

なんと、モデル定款の各規定集は、商事法務のウェブサイトで誰でもダウンロードできます。

しかも、会社法の権威である江頭先生が中心となり、学者と法律実務家が共同で執筆しているので、理論面、実務面ともに、非常に充実した内容になっています。単なるひな型集ではなく、株式会社に比べてあまり研究が進んでいない合同会社について、新しい知見が示されています。

合同会社の設立、運営に携わる法律実務家には必須の参考書です。

その他、合同会社に関する書籍としては、以下のものもおすすめです。

神﨑満治郎『5つの定款モデルで自由自在「合同会社」設立・運営のすべて』

太田達也『合同会社の法務・税務と活用事例』

葭田英人ほか『合同会社の法制度と税制〔第二版〕』

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

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